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方言修行(むだしゅぎょう) 金草鞋(かねのわらじ)江之島鎌倉廻(えのしまかまくらめぐり)

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杉本観音

▼開

杉本観音(すぎもとかんのん)

①

かなざわよりまた
かまくらへもどるみちに
もとうじのやしきあと
みぎのかたにすぎ
もとのくわんおん大そう
さんといふばんどう
じゆんれいの第一ばん
ふだしよなりここに
なめりかわありあを
とさへもんのぜにを
おとせしこせきなり
またすぎもとのひが
しにじやうめうじ
かまくら五さんのうち
せんしうの大てら也
とうかさんといふ
こゝにたゞよしの
もくぞうあり

狂歌

富ならで
第一ばんの
すぎもとはあたり
札所のくわん
おんにこそ

②

たび人
「わしはこのあいださいし
にわかれちからがおち
ていつそのことぼうず
にならうと思つて
あたまをはんぶん
そりかけたが
いや/\ぼうず
にならず
ともこれ
なりで
さいこく
じゆんれい
でもし
よふと
思つて出
かけまし
たがかはつ
たことには
とかく
まい日
ためして
みるに
ひる
まへは
する
こと

③

なす
ことまがよくて
ひるすぎ
からはどうも
しあはせがわる
いはどうしたこと
だとよく/\かんがへ
てみたらその
はづのことがある
わしのあたまが
みぎのびん
さきからそり
おとして半ぶん
ぼうずに
なり
かゝつて
やめた

④

もの
だ
から

⑤

あたまがはんぶん
しろくはんぶん
くろいものだから六
ようの内のせんしやう
にちといふものに
なつたからのことさ
なんとものはあらそ
われぬ
ものじや
ないかへ

⑥

「むかうへゆくとし
まのしりつきが
むつちりとして
どうかあん
ばいがよさ
そうだどふ
ぞこのじゆん
れいに
御ほうしや
してくだ
さる
まいか