①
よりとも公
かげ清か
目の忠
ぎをかんじ
給ひごし
しよが目に
もまさりし
けるゑい
ゆうの目は
武門の宝
なりとて
長く重忠
にあづけ給ひ
目出度御代
とぞなりに
ける日向
こうとう
は山中の
住居ゆへ
正月のきた
もしらずニ
くらせとも
目ばかりは
かまくらの
御所にて春
をむかへ目に
正月をさせ
ける
②
よりとも公目の
そうどうおさ
まりければ目
といふ字を七ツ
かいてかやば町の
やくしへはうのう
し給ふ七ツ目
御うんの守
これなり
③
その方が
すをうの
紋所をみると
竹やの歌菊
を思ひ出す
Ⓐ
御えと
めめめめめめめ