①
定
一 鳥渡かし 代三十弐文
一 一日一夜 代銀三匁
一 一ケ月 代金二両
一 一年切 金拾両
一 千じゆの御手に御座候間
せんじゆくわんのん御つぶし
御用捨の事
一 御くわい中御にぎり結
并ゆび人形五人くみ
御用捨の事
御心中御用ひゆび無
御座候而者受取不申候
右之通御座候 以上
月日 十七屋講中
②
せんじゆ
の御てを
そんりやうがしにすると
きくよりまづ さつまのかみ
たゞのりをさきとして
いばらきどうじ
人ぎやうしばゐの
とりて 手のない女郎
てんぼうまさむね
むひつ
さみせんのひき
ならひ
その
ほか
ての
いりやうの
もの
きせんぐんじゆして
かりにくる
しなびて
おちたは
だれにやろ かに
やろ
いとしいもんのに
やりまんしよ
との御せいぐわん
③
てなし
かしの
てだい
てれめん
ていべい
てうを付る
ますかけすじの
あるは壱分がた
たかうござる
④
大ひの御て
たくわんづけの
大この
御ての
よふ也
⑤
せつしやことは御ぞんじのとをり
かり人しらずと御しるし下だされ
⑥
モシ
おあしの
御あま
りが
あらば
下だ
さり
ませ